異業種交流会パーティーと合コンの違い
最終更新日 2023年3月5日
監修・執筆 山口 雅史
近年、婚活や恋活の場として非常に注目されている異業種交流会パーティーですが、いわゆる合コンと比較してみると、どういった点に違いがあるのでしょうか。異業種交流会パーティーは東京や大阪といった大都市を中心として多数開催されていますが、最近では婚活や恋活の場としても活用されるようになってきました。異性との出会いといえば合コンがまず思い浮かぶ人も多いと思いますが、合コンと異業種交流会パーティーでは色々な面で違いがあります。そもそも、合コンというものはそれほど大規模なものではありません。
そのため、参加者の人数は限られていますし、主催者や参加者の多くがもともとの知り合いである確率も、非常に高くなってしまいます。友人を誘い合って企画する合コンでは、確かにあまり緊張せずに話ができるといった魅力があります。しかし、全く異なる世界で活躍している人と出会える可能性は低いですし、年齢なども比較的近い人同士になってしまうでしょう。その点、異業種交流会パーティーはとても大規模なものが多く、集まる人数も多いためより多く、そして幅広い出会いを得ることができるのです。そもそも、異業種交流会というのは、仕事上の出会いを求めるものと、単純に色々な出会いを求めて参加するものの2種類があります。
例えば、企業や商工会議所などが開催している異業種交流会では、自身の仕事にとってプラスになる人材と出会うために多くの人が集まっています。交流会以外にも仕事に関するセミナーが開催されるなど、あくまでもビジネスが大きな目的となっています。こういった異業種交流会では、多くの人と出会うことはできますが、婚活や恋活には不向きかもしれません。一方、人脈を広げる、多くの人と交流するといった目的で開催される異業種交流会パーティーもあります。こちらはイベント企画会社が開催しているケースが多く、中にはお見合いパーティーを企画している企業が開催しているものもあります。
こういったパーティーでは、ビジネスだけではなく、プライベートのための出会いを求める人が多く集まるため、婚活や恋活には最適だと言えるでしょう。ただし、中には婚活や恋活を目的とせず、ただ色々な人との交流を求めて参加している人もいます。そのため、合コンよりも「恋や結婚」にとらわれない交流ができると言えるでしょう。これは、異業種交流会パーティーの大きな魅力だと言えます。友人としての付き合いからはじめ、じっくりと恋に発展させていくこともできるのです。